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国家を守る公務員が育つ“成長できる舞台”がある
あなたの個性が活かせる職場が自衛隊できっと見つかる！

戦車や艦艇などの最新装備を扱う分野から、人事・総務といった事務的な分野まで、多様な分野のエキスパートが活躍する自衛隊。国家を守る公務員として、自分にあった幅広い選択肢の中から、成長していけるフィールドを覗いてみよう。

   自衛官は、国の平和と独立を守るという使命の下、領土・領海・領空を守る活動や災害時の捜索・救助、医療等の対応、海外での国際平和協力活動など、多様な活躍ができる公務員。「自衛官＝体育会系」というイメージを抱いている方は多いかもしれないが、自衛官の仕事のなかには、事務的なスキルが要求される部署や、医療や調理のスキルを活かせる部署など、様々な働き方が存在しており、近年は「多様な業務を経験できるフィールド」としても注目されている。女性自衛官に対しても、全ての職種が解放されており、２０２２年３月末時点では、全自衛官の約８．３％に当たる約１．９万人が自衛隊に在籍。従事する仕事によってさまざまな手当てもあり、賞与の支給、被服の支給・貸与はもちろん、各種保険などの福利厚生も充実。安定したワークライフバランスを実現しながら、自分の得意な分野を伸ばしていけるのも魅力のひとつだ。
　自衛官の多様な働き方の中で、どんな成長が得られ、どんなキャリアを歩んでいけるのか、実際に働く先輩たちの姿から、自衛官という職業選択をイメージしてみてはいかがだろうか？

※上部写真／香南市にある陸上自衛隊高知駐屯地に所属する第50普通科連隊の皆さん。高知県の防衛・警備、災害派遣等の任務を担任。

↑隊員たちの寮も併設される「隊庁舎」。居住者には食事や寝具が支給され、家賃も不要となっている。

↑駐屯地には昼はカフェ、夜はお酒が楽しめるバーとして利用できるお店もあるほか、コンビニやショップなども設置されている。

 

本部管理中隊 衛生手田中弥生(入隊6年目)
患者さんの「ありがとう」の言葉を励みに、医療施設への護送、隊員の健康管理や衛生資材の補給整備等を行っています。入隊してからは隙間時間に勉強を重ね、准看護師と救急救命士の資格を取得することもできました！

重迫撃砲中隊 弾薬手寺岡颯翔(入隊3年目)
重迫撃砲中隊の弾薬手として迫撃砲の訓練を行いながら、銃剣道の訓練にも参加しています。銃剣道は全国の自衛隊で行われている自衛隊特有の武道です。強い先輩も多いですが、青年部の大会で入賞できるよう技を磨いています！

会計隊中平真緒(入隊3年目)
地元で働ける公務員という部分に魅力を感じ入隊しました。現在は駐屯地の糧食や、各部隊が要求する備品などの調達を行っています。デスクワークが主ですが、和気藹々とした事務所での雰囲気が気に入っています。

警務隊佐々木美輝(入隊8年目)
警務隊では、交通統制や要人警護、自衛隊内の犯罪の取り締まりなどを行っています。法律、刑法、自衛隊法の知識が必要になりますが、部隊の規律の維持に貢献できる、非常にやりがいのある仕事だと感じています。

第2整備中隊 整備員岡林舞(入隊3年目)
もともと車が大好きで、整備の仕事をしたいと思い入隊しました。駐屯地には特殊車両も多く出入りするため、専門的な知識も問われますが、車両は隊員の命を預かるもの。普段から責任感を持って業務にあたっています。

本部管理中隊 通信手坂本百香(入隊3年目)
父が自衛官で、小さい頃から自衛官に憧れていました！　現在は本部管理中隊の通信手として、無線機や各種通信電子器材を持って、部隊間の指揮連絡のための通信確保の訓練や通信器材等の整備などを行っています。