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株式会社 響建設
丁野誠さん(34)

高知県出身。香川県の大学を卒業後、IT企業に就職。その後、2023年に「響建設」に転職。旅行が趣味で、各地を訪れた際には気になる建物のデザインもしっかりチェックしている。

父と同じ建設業界へ 感動を届けられる建設の仕事に興味をもつ

 「小学生の時に実家が戸建てになり、居心地のよさと自分の部屋ができたことに感動した」という丁野さん。業務の中では、お客様にとって一生に一度の買い物となる戸建て住宅の受注も多く、「引渡後も、アフターフォローやリフォームの相談など、一つの家族と長いお付き合いができるのは家づくりの仕事ならではの魅力」だと話してくれた。

 入社1年目の丁野さんは、IT業界から建設業界へ転職した異色の経歴をもつ。大学卒業後は、システムエンジニアとして関東で働いていたが、感染症拡大に伴うテレワークの進展で、地元高知に戻ることを意識し始めたそうだ。建設業界で働く父の影響で、建設の仕事はもともと身近な存在だったこともあり、新たな業界での挑戦を決意。現在は、事務的な業務を主に行っており、エクセル作業の効率化や社内のPCにエラーが生じた際の対応など、前職の経験が活かされている。
 また、新建材「CLT」や県産木材を使用した建築物が対象となる国や県の助成金を申請する際の書類作成も担当。建築資材が高騰する中で、施主の負担を抑えながら理想を実現する大事な業務だ。最近では、建設現場にも徐々に足を運ぶようになったそうで、「建築工法も技術もどんどん進歩しているので勉強をしながら、新築やリフォームの現場を任されるようになりたい」と日々励んでいる。