山本建設 株式会社

夢が見つかる企業・故郷に! 時代を見据えた改革に取り組み
「真心と技術で社会とお付き合い」 の精神で地域と共存する企業
一般土木工事や海洋土木工事、大型建築工事を手掛ける総合建設企業として、着実に積み重ねてきた実績が創業 年の歴史を物語る。過去から現在、そして未来へと、今なお進化し続ける企業には理由がある。
1951年に初代社長である山本正好氏が創業したことに始まる「山本建設」。以来、現在に至るまで県西部随一の技術力と設備群で、幡多地域を中心とした県内各地で幅広い工事を手掛けている企業である。
近年では3Dマシンガイダンスバックホウや空撮ドローンを自社保有することで内製化し、ICTを駆使して大幅な施工の省略化にチャレンジ。黒潮町佐賀に設置されているテトラポッドの災害復旧工事では、現場をドローン測量することで三次元化し、三次元データ上でシミュレーション。スピーディかつ安全、正確な工事を実現させた。ICTを活用することで業務が円滑に進み、以前と比べて作業員の負担が減ったことにより全体的に効率良く働きやすくなったという現場では、生産性の向上や工期短縮にも繋がっている。
さらにワークライフバランスを推奨し、週休二日制や祝日休暇も取り入れるなど、働き方改革にも前向きだ。今年度からは、賃貸住宅に居住する従業員に対して家賃の半額を補助する「新卒者住宅補助制度(2年間)」を新たに導入。3LDKという広々とした社宅は、家族とゆったりと過ごすことはもちろん、一人暮らしでもゆとりのある生活空間を持つことができる。また、休日には釣りや海水浴など、黒潮町の美しい風景に囲まれた環境で、「働く」と「暮らす」のバランスが整った毎日を過ごせるのも魅力だ。
今年4月入社の北岡凌さんは「趣味の釣りが楽しめる!」と山本建設一択で入社し、念願の一人暮らしも社宅でスタート。「初めての安全靴選びは先輩が付き添ってくれた。現場では、基本を丁寧に教えてもらったことで、スムーズに仕事に慣れることができた」と振り返る。現在は2級土木施工管理技士の資格取得に向けて勉強中で、「これから本格的に現場に入るのが楽しみ」と意欲を見せている。職場の雰囲気については「仕事中は真剣ですが、休憩中はざっくばらんで話しやすく、みんな優しいです」と語り、入社1週間で社員旅行の話が出た際も即答で参加を決めたとのこと。「土日や連休もしっかりあり、給料が入るようになってからは釣り道具も増えた」という北岡さんの話からは、仕事とプライベートど ちらも楽しんでいる様子が伝わってきた。働きやすい職場づくりに力を注ぎ、社員の満足度向上を目指す企業だからこそ、仕事に対するモチベーションも上がるのだろう。

同社では地元の小中学生を迎えた職場体験や高校生対象のインターンシップを積極的に実施。近隣の子ども達とのコミュニケーション活動や地域の清掃活動、河川の環境保護活動にも継続して取り組んでいる。また、有事の際には自社のノウハウを活かして復興支援活動を担うこともあり、能登半島地震では給水作業などの災害復興支援を行った。
工事施工中には一筋縄ではいかない場面に出くわすことが多々ある。技術力と工夫で困難を乗り越え完成した道路に対して、近隣住民から「道が良くなって便利になった」と言葉をかけられることは、施工業者として一番喜びを感じる瞬間である。「真心と技術で社会とお付き合い」を経営理念とし、地域と共存しながら成長を続ける「山本建設」が繋ぐのは、道路だけでなく人々の絆でもあるといえる。
高知を支える仕事がしたい。仕事もプライベートも充実させたい。そうした願いを叶えられる会社が山本建設だ。
