山本建設 株式会社
夢が見つかる企業・故郷に! 時代を見据えた改革に取り組み
「真心と技術で社会とお付き合い」 の精神で地域と共存する企業
一般土木工事や海洋土木工事、大型建築工事を手掛ける総合建設企業として、着実に積み重ねてきた実績が創業70年の歴史を物語る。過去から現在、そして未来へと、今なお進化し続ける企業には理由がある。
1951年に初代社長である山本正好氏が創業したことに始まる「山本建設」。以来、現在に至るまで県西部随一の技術力と設備群で、幡多地域を中心とした県内各地で幅広い工事を手掛けている企業である。
近年では3Dマシンガイダンスバックホウや空撮ドローンを自社保有することで内製化し、ICTを駆使して大幅な施工の省略化にチャレンジ。黒潮町佐賀に設置されているテトラポッドの災害復旧工事では、現場をドローン測量することで三次元化し、三次元データ上でシミュレーション。スピーディかつ安全、正確な工事を実現させた。ICTを活用することで業務が円滑に進み、以前と比べて作業員の負担が減ったことにより全体的に効率良く働きやすくなったという現場では、生産性の向上や工期短縮にも繋がっている。
さらにワークライフバランスを推奨し、これまでの週休二日制に加えて令和6年度からは祝日休暇も取り入れるなど、働き方改革にも前向きだ。ちなみに、令和7年度からは賃貸住宅に居住する新卒従業員に対して家賃の半額を補助する「新卒者住宅補助制度(2年間)」を導入予定。実際に社員からも職場環境の良さが伺える話しが聞けた。
今年4月入社の中島秀麻さんは、九州の大学を卒業し土木業界での就職先を探す中で、高校時代に参加した同社のインターンシップが好印象だったことから門を叩いた一人。「インターンの雰囲気が良くてずっと記憶に残っていた。こういうところで働けたらいいなと思い入社を決めた。実際に働いてみると、選択は間違いなかったと実感した。仕事でわからないことがあると、先輩が優しく声をかけてくれ、わかるまで指導してくれる。おかげで今は新しい仕事を覚えるのが楽しくて、毎日がワクワクする」と満面の笑みで語ってくれた。
同じく今年入社の高橋昇暉さんは、地元黒潮町出身。「現場は気さくで面白い人が多いので、会話をするのが楽しい。休暇制度など働きやすい環境を整えてくれているので、この会社を選んでよかったと感じる。今は安全管理の仕事を担当しているが、いつか設計の仕事もしてみたい。」と前向きな表情で話してくれた。
働きやすい職場づくりに力を注ぎ、社員の満足度向上を目指す企業だからこそ、プライベートを充実させられて仕事に対するモチベーションも上がるのだろう。
同社では地元の小中学生を迎えた職場体験や高校生対象のインターンシップを積極的に実施。近隣の子ども達とのコミュニケーション活動や地域の清掃活動、河川の環境保護活動にも継続して取り組んでいる。また、有事の際には自社のノウハウを活かして復興支援活動を担うこともあり、能登半島地震では給水作業などの災害復興支援を行ったばかりだ。
工事施工中には一筋縄ではいかない場面に出くわすことが多々ある。しかし、技術力と工夫で幾多の困難を乗り越え、完成した道路に対して近隣住民から「道が良くなって便利になった」と言葉をかけてもらうのが、施工業者として一番喜びを感じる瞬間である。「真心と技術で社会とお付き合い」を経営理念とし、地域と共存しながら成長を続ける「山本建設」が繋ぐのは、道路だけでなく人々の絆でもあるといえる。 高知を支える仕事がしたい。仕事もプライベートも充実させたい。そうした願いを叶えられる会社が山本建設だ。
地域や環境に尽くしながら様々な工事を請け負う中で、工事施工中には一筋縄ではいかない場面に出くわすことが多々ある。しかし、技術力と工夫で幾多の困難を乗り越え、完成した道路に対して近隣住民から「道が良くなって便利になった」と言葉をかけてもらうのが、施工業者として一番喜びを感じる瞬間である。
「真心と技術で社会とお付き合い」を経営理念とし、地域と共存しながら成長を続ける「山本建設」が繋ぐのは、道路だけでなく人々の絆でもあるといえる。