柳生基礎センター株式会社
高知の暮らしを基盤から支え続けて半世紀
信頼と実績と機動力の現場力を担うのは一人ひとりの社員たち!
2022年に創業50周年を迎えた「柳生基礎センター」。「施工管理の徹底」と「安全作業」に基盤を置きながら、高知県内の基礎工事や土木工事を請け負い、次世代に対応する技術と工法を追求し続けている。
私たちの身の回りにある道路や橋、街中のビルといった生活の中で当たり前に目にする構造物の目に見えない「基礎」となる土台部分の工事を手がけているのが「柳生基礎センター」。同社では、杭打工事から各種土木工事建築仮設工事に地盤改良と土木工事全般を手掛けていて、県内の基礎工事のシェア率もトップクラスを誇っている。
基本的に現場の一番最初の大切な部分を担う基礎工事は、建物の安定を左右するとても重要なもの。自然災害などから守ってくれる橋脚や堤防なども、この強固な基礎の上にこそ成り立っている。そこには、現場で働く社員はもちろん、工程の全体を把握する管理に、仕事を受注する営業とたくさんの人が携わっている。
同社では各部署での人材育成と働きやすい環境づくりにも注力していて、現在多くの学びを吸収している20代、30代の若手社員が将来会社の中心となれるよう、社員の声にも耳を傾けながら成長を見守っている。また、今年は4年ぶりとなる社員旅行も実現し、さらに社員同士の絆も深まった。
入社3年目の今井さんは、今年2月に資格を取得し、この春からオペレーターとして現場に立った。「初めて現場で杭打ちをおこなったときは、いつも隣にいる先輩が一から教えてくれながらの作業だったので、意外と緊張はありませんでした。ただ、打ち込んだ時の達成感と自分で出来るようになったという気持ちが込み上がってきて、嬉しかったです」と話してくれた。また、これまでは手元作業が多く、自分のことで精一杯だったが、今では現場全体を見られるようになり、先のことまでを考えた行動が出来るようになったと自身の成長も感じている。現場に立つと見えない地面の中を想像しながら作業する場面も多々ある。そんなときはやっぱり先輩の長年の経験が頼りになると隣で感じているという。そんな先輩たちの背中を見ながら、2年後には自分で現場を仕切れるような人材になりたいと自分への課題を課した。
入社2年目の廣井さんは、高校在学中に先生の勧めで会社見学に参加した。色んな現場に連れて行ってもらい、どんな仕事をしているのかを見学した。実際の現場での仕事が楽しそうだったことと、体を動かす仕事につきたいと思っていたこと、また現場で働く先輩たちが優しそうだなと思い入社を希望した。
現在は、鋼矢板を圧入するクラッシュパイラーの手元をおこなっている。機械は大きいが、コントローラーを使っての操作はミリ単位の調整が難しく、繊細な作業が要求される。後々は自分でも打てるようになりたいと日々練習中だ。
目下の目標は移動式クレーンの資格を今夏取得すること。周りの先輩たちを見習いながら、1日でも早くオペレーターになり、チームのまとめ役として活躍できる職長を目指したいと意気込んだ。