仕事を覚えながら少しずつステップアップしていきたい!
今田 雄大さん(23)
私たちの身の回りにある道路や橋、街中のビルといった生活の中で当たり前に目にする構造物の目に見えない「基礎」となる土台部分の工事を手がけているのが「柳生基礎センター」。同社では、杭打工事から各種土木工事建築仮設工事に地盤改良と土木工事全般を手掛けていて、県内の基礎工事のシェア率もトップクラスを誇っている。
基本的に現場の一番最初の大切な部分を担う基礎工事は、建物の安定を左右するとても重要なもの。自然災害などから守ってくれる橋脚や堤防なども、この強固な基礎の上にこそ成り立っている。そこには、現場で働く社員はもちろん、工程の全体を把握する管理に、仕事を受注する営業とたくさんの人が携わっている。
同社では各部署での人材育成と働きやすい環境づくりにも注力していて、現在多くの学びを吸収している20代、30代の若手社員が将来会社の中心となれるよう、社員の声にも耳を傾けながら成長を見守っている。また、昨年から復活した社員旅行や、休日のイベント参加など社員同士交流も多い。
入社2年目の今田雄大さんは、広島県出身。子どもの頃から続けてきた野球をするため、宮崎日本大学高等学校を卒業後、高知へ移住し高知ファイティングドッグスに入団した。野球を続ける中で、現在の奥さんと出会い結婚。家庭のために就職しようと製造業で働くも、夜勤などの不規則な生活が続いていた。そんな中、「柳生基礎センター」で働く元・高知ファイティングドッグスの先輩から声がかかり、基礎工事に興味を持ち転職。現在は、杭打ち機のオペレーターを目指して、先輩の手元を手伝いながら作業を覚え、次のアクションを予測して、スピード感のある仕事ができるように心がけている。地盤の強度によって杭の太さや長さが変わったり、その土地にどんな構造物が立つのかによって、杭の本数や強度も変わってくる基礎工事。目に見えない土の中を掘るには、相応の技術が必要で、10年勤めてやっと一人前のオペレーターと言われている。
まだまだ未来の話のようだが、最近は任せてもらえることも増えてきた。先日は、杭を吊る際の角鉄の溶接に挑戦し、上手くできたことが自信に繋がったので、少しずつ仕事の幅を広げながら、今年は移動式クレーンの資格取得にも挑戦したいと意気込んでいる。
そんな今田さんは、家に帰ると2児の父親でもある。不規則だった前職から一転、家族との時間が増え、改めてワークライフバランスの大切さを実感した。「今では仕事から帰ってくると一緒に晩ごはんを食べて、お風呂に入り、遊ぶ時間もあるので、毎日が充実しています。家族の時間が増えて、一番喜んでいるのは奥さんですね!」と嬉しそう。
目下の目標は「今田さんに任せたら大丈夫」と思ってもらえる手元のプロになること、そして、将来的にはどんな現場でも臨機応変に対応ができる杭打ち機のオペレーターとして活躍できるよう、目標にしている先輩の背中を追いかけている。
社名 | 柳生基礎センター株式会社 |
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所在地 | 高知県高知市仁井田4610 |
電話 | 088-847-7771 |
代表 | 福留 利章 |
資本金 | 2500万円 |
設立 | 1971年4月 |
社員数 | 46名(男性:44名 女性:2名) |
業務内容 | 土木・とび土木・石・鋼構造物・舗装・しゅんせつ・水道施設 |
ウェブサイト | http://www.yagyukiso.co.jp/ |
基本給 | 当社規定による |
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休日休暇 | 当社カレンダーによる・年末年始休暇・夏季休暇・GW休暇・有給休暇・慶弔休暇等 |
福利厚生 | 各種社会保険・退職金制度・互助会制度・住宅手当制度・制服貸与・資格取得支援・社員旅行など |
採用担当者連絡先 | 088-847-7771(西添) |