ツカサ重機株式会社
「顧客第一」「現場発想」のコンセプトを胸に
国内約50%のシェアを誇るマリンクレーンを創る
海洋土木工事を進める上で欠かせないマリンクレーン。20年以上使用されることも多い商品だからこそ、現場目線のものづくりを。
船の上に大きなクレーンが載っていることを見たことはないだろうか。ツカサ重機株式会社はマリンクレーンと呼ばれる重機の製造・販売・メンテナンスを行っている企業だ。
入社して11年目になる前田さんに話を聞いた。溶接や機械加工を学び、重機製造の道に進んだ。身近ではない存在だからこそ、興味を持ったという。現在は製缶係の主任として後輩の育成も担当している。安全第一に熱中して仕事に励む。
部署は大きく4部署。顧客と技術製造スタッフとの架け橋になる営業部。搭載する船の大きさやクレーンの性能に応じて設計を行う技術部。ニーズに合わせた設計を実現する高度な技術を持った製造部。
修理・メンテナンスといったアフターサービスを行うサービス部。顧客の要望をどうやって実現できるのか話し合うことも多く、年齢や部署の垣根がなく相談しやすいのもツカサらしさのひとつだ。
巨大なマリンクレーンは一人では造り得ない。信頼の製品づくりは社内連携でもたらされているのかもしれない。