ツカサ重機株式会社
創業当初から「顧客第一」「現場発想」
マリンクレーンで 国内約50%のシェアを誇る
海洋土木工事に欠かせないマリンクレーン。造る重機は顧客に合わせて、「ツカサ」の技術を詰め込み設計から行うという。
船の上に大きなクレーンが載っているのを見たことはないだろうか。ツカサ重機株式会社はマリンクレーンと呼ばれる重機の製造・販売・メンテナンスをおこなっている企業だ。使用用途や積載する船など、顧客によって求める重機は様々。
組織は大きく4部署。顧客と技術製造スタッフとの架け橋となる営業部。船の大きさやクレーンの性能に応じた設計を行う技術部。材料から部品加工を行い、溶接、組立を行う製造部。設置・納品から修理・メンテナンスまでを行うエキスパート揃いのサービス部。
入社9年目の上島さんは、製造部製造課に所属。機械加工と製缶を経て、現在は組立を行っている。大きな機器を巧みに扱い、想定通りに動いた時に嬉しく、ホッとすると話してくれた。今年お子さんが産まれ、育児休暇を取得。ひとりで造れないものだからこそ、スタッフ間で協力しあい休暇も取りやすいのだとか。
顧客の要望をどうやって実現できるか! ツカサでは、部署や年齢の垣根なく真剣に相談する。信頼の製品づくりは社内連携の賜物でもあるのだ。