澁谷食品株式会社
さまざまな芋菓子を全国へ届ける「澁谷食品」
安心・安全の商品には従業員の想いが込められている
「おいしさは大地から」をスローガンに昭和27年の創業以来、芋菓子専門企業として高知に根差し、高知県を代表する郷土菓子「芋けんぴ」と言えば「澁谷食品」というイメージを不動のものにしている。
土佐の伝統菓子・芋けんぴの生産量において全国シェア50%を占めている「澁谷食品」。オリジナル商品をはじめ、大手コンビニエンスストア、大手量販店などのPB商品の製造販売を担っているだけでなく、スイートポテト、芋ケーキなどの洋菓子、ケーキやパンの材料となる芋ペースト、細かくサイコロ状にカットし、シロップ漬けしたおさつダイスなどの菓子材料も製造。さつま芋を使った専門企業として、原材料である芋づくりから加工、販売に至るまで一貫したサービスを提供している。
また、「芋がものいう」のCMでもお馴染みの、「芋屋金次郎」では、芋スイーツによく合うスペシャルティコーヒーを提供するカフェ事業を展開するだけでなく、商品の開発にも注力。高知の店舗限定商品やお芋のスプレッドといった新商品も続々登場している。さらに今後は、誰もが知るナショナルブランドでの販路拡大に向けて事業展開を行なっている。
そんな澁谷食品で働く新人スタッフからベテランの職員に今年もインタビューを敢行。仕事に対する想いや心がけ、将来の目標について語ってもらった。
入社12年目の髙田さんは、愛媛県出身。地元で就職をしようと、当時松山市にオープンしたばかりの芋屋金次郎へ就職した。しばらくは松山店内で揚げたて芋けんぴの製造を担当し、そこから高松、福岡、東京と各地での製造を経験。大阪店のオープンの時には応援スタッフとしても駆けつけた。現在は、高知で揚げたて芋けんぴの製造を任されている。素揚げの芋けんぴを揚げなおし、蜜漬けし、乾燥までを担っていて、1日に平均40キロ、休日ともなると70キロもの芋けんぴをチームで製造している。目指しているのは、けんぴをかじった時の食感と、後から感じる芋の旨味がわかる芋けんぴ。その日の芋を見ただけで、油の温度や揚げ時間の見極めができるようにもなった。「揚げたて芋けんぴは、作ってすぐにお客さまの手に届く商品です。その日のうちに届く鮮度と旨味を意識して製造に取り組んでいます」と今日も芋に向き合っている。
芋屋金次郎卸団地店
亀井 風羽(入社1年目)
会社見学でのお店の雰囲気が好印象で入社を希望しました。今は芋屋金次郎卸団地店の物販コーナーで、商品知識を身につけながら、レジ応対、商品の補充などをしています。ゆくゆくはカフェでの接客にも挑戦したいです!
芋屋金次郎通信販売部
松岡 凜 (入社4年目)
箱物商品の箱詰め、出荷までを担当しています。お客様の声に触れる機会も多く、お礼のハガキが届くたびに、嬉しくなります。今後は作業フローの理解度を深めて、みんなが不満なく作業ができる環境づくりにも力を入れていきたいです。
芋屋金次郎日高本店
岡田 悠香(入社6年目)
店舗での接客販売をしています。お客様に気持ちよく帰ってもらうことを意識しながら、どういう接客をすると喜んでもらえるかを念頭に置き、常に笑顔と笑声を大切に、お客様のニーズに応えられる提案を心がけています。