芋屋金次郎 株式会社/澁谷食品株式会社
芋けんぴへのこだわりや思いをカタチにし
高知から全国へ発信する企業
ワンランク上のフレッシュな芋けんぴをお届けする芋菓子専門店として平成17年に誕生した芋舗「芋屋金次郎」。高岡郡日高村にある昭和27年創業の老舗芋菓子メーカー「澁谷食品」で製造する芋菓子を全国に発信している。
土佐の伝統菓子・芋けんぴの生産量において全国シェア50%を占めている「澁谷食品」。自社オリジナル製品をはじめ、大手コンビニエンスストア、大手量販店などのPB商品の製造販売を担っているだけでなく、スイートポテトや製菓製パン用の原料なども製造。農業法人を取得し、さつま芋を育てる土づくりや苗づくりをおこなう「ヤゴローフーズ」、芋けんぴをはじめとした芋菓子製造メーカーの「澁谷食品」、そして、ワンランク上のフレッシュな商品をお客様へお届けする「芋屋金次郎」のさつま芋を使った専門企業「シブヤグループ」として、原材料である芋づくりから加工、販売に至るまで一貫したサービスを提供している。
芋屋金次郎では、年間約100万人を超えるお客様に商品をご購入いただいており、更なる商品の開発や店舗展開など、販路拡大などあくなき挑戦を行っている。 そんな芋屋金次郎には、「子どもの頃から芋けんぴが大好き」「高知の芋けんぴを全国に知ってもらいたい」という若手スタッフが続々入社。ベテランスタッフを交えて、仕事についての思いを語ってもらった。
製造部に所属する北川駿弥さんは入社5年目。元々地元愛が強く、就職活動の際も高知の企業であり、子どもの頃から大好きな澁谷食品の芋けんぴを作りたいという思いから会社見学に参加。工場を見学しながら、改めてここで働いてみたいと入社を希望した。 主な仕事は芋けんぴのフライと味付けで、特に油の新鮮さや糖蜜を絡める際のけんぴの温度には注意しているという。入社後は高知で2年勤めたのち、東京の工場でも勤務した。都内は工場と店舗が一体になっているため、お客様の「美味しい」という声を直接耳にする機会が多かった。「東京勤務という経験を機に、お客様の手に渡る商品に対しての愛情がさらに増し、自分の中で仕事に対する意識改革をすることができた」と話す北川さん。職人として、さらに味の追求をしていくと共に、これまで先輩から引き継いできた技術や思いを次世代の後輩達にも継承していきたいと意気込んだ。
芋屋金次郎日高店
掛水 咲良 (入社1年目)
幼い頃から芋屋金次郎の商品が好きだったことと、新商品の開発力を魅力に感じて入社しました。社会人になり、仕事に対する責任感を感じているとともに、少しでも早く仕事に慣れたいと経験を積んでいます。
芋屋金次郎日高店
岡本 姫奈 (入社1年目)
主にレジ接客を行っています。お客様とお話しするときは、年代に合わせてトーンや話のスピードを変えたりして親しみやすい接客を心がけています。臨機応変な受け答えができる対応力をもっと身につけていきたいです!
けんぴ製造課
松島 暖太 (入社1年目)
芋屋金次郎専用の製造ラインに所属し、仕上がった製品の焦げ具合や色などをチェックして選別をしています。お客様に安心安全な商品を届けるための味見も大切な仕事。今後は味の見極めもできるようになりたいです!