株式会社 サン土木コンサルタント
人・町・自然を技術で繋ぎ、郷土にロマンを創造
働きやすい職場環境と「人」が魅力の高知に根付いた会社
昭和47年の創業以来、「郷土にロマンを創造する」を合言葉に、想像力豊かな発想と最新の技術で、郷土の生活基盤を安心・安全に施工整備し続けること50年。その姿を人々の笑顔あふれる明日へと繋いでいく。
道路、橋、トンネルといったライフラインの設計や建設事業を通じて、人々の暮らしと命を守る「サン土木コンサルタント」。同社では、土木、測量、設計、補償、建築を中心に、幅広い事業を展開。中でも、土木、測量、設計の分野では、長年に渡り高い評価を受けている。測量や設計のどちらかに比重を置く会社もあるが、社内には各分野の専門知識と豊かな経験をもつプロフェッショナルが揃っており、現場ごとにチームを組んで活動している。
現場からの要望や施工目的は様々だ。例えば、「道路の道幅が狭く、対向車とのすれ違いが困難なので、安全に通れるようにしてほしい」といった日常生活での地域住民の困りごとの改善をはじめ、雨季の災害復旧や落石などの防災対策など多岐にわたる。
設計課の森木さんは、このような地域の人や行政担当者の要望に耳を傾け、丁寧に設計へと落とし込んでいく。地理的な制約などがある中で理想を実現していく難しさがあるものの、完成後の達成感に加え、「住みやすくなった」「安全になった」との喜びの声を直接聞けるのがやりがいになっているそうだ。
測量課で働く明神さんは、高精度の測量機器と正確な測量技術で、設計等に反映する詳細なデータを収集している。測量に興味を持ったのは、中学生の頃に通学路で測量を行う人を見て、かっこいいと思ったのがきっかけ。急勾配の山の斜面や川の中、土砂災害で崩れている道路などでの作業もあるが、「地域の人から喜んでもらえるのがやりがいだ」と、熱い眼差しで話してくれた。
土木と聞くと男性のイメージが強いかもしれないが、昨今では現場で活躍する女性も増えている。設計課の松岡さんは、吹奏楽部出身で、音楽を聴くのが趣味。朗らかな笑顔が印象的で、「地元高知で、地域の役に立つ仕事がしたい」と昨年入社。「チームで協力して動くので、力仕事が男性より劣ったとしても、できることでカバーですれば、女性だから無理かなって思わなくても大丈夫」と松岡さん。「設計の知識をもっとつけたい」と意気込んだ。
災害などの緊急時には、日頃からのチームワークを活かし、どこよりも迅速に対応できるのも同社の強み。困難な現場を協力し乗り越えてきたからこそ、若手からベテランまで、社員同士の強い信頼が培われている。
入社後は、専門講師の研修会を受講できる機会があり、社会人としての心得や基礎知識を身に付けられる。現場見学も積極的に実施し、知識や経験に不安があっても基本的なことから学べる環境が整っている。資格取得希望者には、受験費用や交通費をサポートしており、社員のスキルアップには応援を惜しまない。
また、同社は社会貢献活動にも積極的で、月に1度の清掃活動は10年以上継続。高知県のロードボランティアの認定を受けている。社員の健康管理も徹底しており、福利厚生や休暇制度も手厚いほか、就業後には趣味のスポーツを楽しむなど、仕事もプライベートも充実している社員が多いようだ。