株式会社マルヒラ

電気・管工事で暮らしを支える 「つなげていくのは、見えない力」
2025年4月、丸平工業株式会社は「株式会社マルヒラ」に社名を変更。これからも技術 × 挑戦 × 誠実の確かな設備でライフラインを支え、社会の発展に貢献。人と人、地域と企業、現在と未来とのつながりを大切に、より良い未来を創造していく。
昭和53年創業以来、管工事を中心に事業を展開し、確かな技術と信頼を積み重ねてきた同社は「マルヒラ」という愛称で親しまれており、2023年には電気工事業も始動。事業の拡大に伴い、新たな時代へ踏み出す決意を込めて社名を変更し、さらなる技術力の向上とサービスの充実に努めている。
同社の強みは、電気工事と管工事の施工管理を一括受注できることである。設計・管理・技術のプロが社内に揃っているため、急な工事発注にも柔軟に対応。県内各地のみならず、四国、関西圏での施工にもあたっている。
主な事業は、建物の中の電気・空調・換気・衛生・消火設備等の機器・器具の設置及び配管、配線などで、管工事部門の直近3年平均完成工事高では高知県で1位を獲得。蛇口をひねれば水が出て、スイッチを押せば電気がつき、空調によって建物内の快適な温度や湿度が維持されるのは、どれも必要な配線や配管が設置されているからこそである。
幼い頃から工事現場の作業員に声をかけ、建物を眺めるのが好きだったという谷岡さんは昨年8月に入社した新人社員。病院や老健施設の建て替え工事などの現場で、ライフラインの設備にあたっている。土の中や壁の中の配管は建物が完成すると見えなくなってしまうため、品質管理のために設置した管の写真を撮影するのも彼女の仕事。
「現場ごとに、職長が教育係を兼ねて工事の進捗を説明してくれるのですが、最初はぜんぜん理解が追いつかなかった」と谷岡さん。業務を覚えながら少しずつ慣れていく中で、自分が関わった建物が形になって残っていくことにやりがいを感じているそうだ。工事の始まりから終わりまで一貫して関わり、完成を見届けることができるのは職人としての仕事の大きな魅力でもある。「社内外でのコミュニケーションを大切にしながら、知識や技術を身につけ、安心して頼ってもらえる存在になりたい」と日々励んでいる。
専門的な技術職でありながら、未経験からスタートしている社員も多い。OJT式で先輩とペアになって業務を行いながら学んでいける環境があり、基礎知識を身に付けられる研修も充実している。
業務時間として県外での専門的な研修も受講できるほか、資格取得希望者には受験費用をサポートしており、技術試験では既に合格している先輩社員からアドバイスも受けられるなど、社員のスキルアップには応援を惜しまない(資格手当有り)。新卒採用者には社会人マナー研修も取り入れる予定。 また、年に数回、社員旅行もあるそうだ。「fresh meeting」という入社歴の浅い社員が集まって、素直な疑問や提案を会社に提案できる機会もあり、若手社員も気持ちよく働ける風通しのよさとチーム力に繋がっている。会社の雰囲気を知りたい方は、週に5回ほど社長や社員が投稿している会社のInstagram(@maruhira.co)もチェック。
