株式会社 晃立
道路、トンネルといった大規模工事、商業施設や個人住宅など
高知県民の生活インフラを支える総合建設業
高知県民の生活に欠かせないインフラを整え、災害に強く、長期に渡り持続できる生活基盤を創造し続けて102年。今年も未来の晃立を担う若手社員に仕事に対する思いをインタビュー!
2022年に創業100周年を迎えた「晃立」。土木部・建築部・営業部・総務部と大きく4つの部署から成り立っていて、山・川・海などの自然を相手にしたスケールの大きな現場から、公共施設や商業施設、さらには個人住宅など、身近な活動空間を創造する仕事まで、私たちの生活に必要不可欠なものを手がけている。
同社の前身となる大正11年(1922年)創業の「島﨑組」の創業以来、その長きに渡る経験と実績、そして時代を先取りした技術力で信頼を獲得してきた。現在では、高知本社のほか、佐川支店、池川営業所を置き、土地開発事業、観光事業、介護事業に加えて、お菓子の製造・販売と様々な分野のグループ企業も有し、高知屈指の企業へと成長を遂げている。
また南海トラフ地震に備えたインフラ整備に注力しているほか、SDGsへの取組みにも積極的。さらに社員のプライベート充実を目的とした週休二日制の導入など、ワークライフバランスの改善を図り、働きやすい環境整備を目指している。
入社2年目、土木部に在籍する門前さんは、工業高校の土木科在学中に職場体験で「晃立」を訪れた。その時に案内をしてくれた社員の人柄や会話が楽しくて「こんな人達と一緒に仕事をしてみたい」と思い入社を希望した。
現在は、現場で使用する大きな土嚢づくりや、3D測量まで、力仕事からデジタルを使った業務などを担っている。先輩のアドバイスを真剣に聞きながら、自分自身でも考えて行動することを心がけ、同じミスは繰り返さないよう慎重に仕事に取り組んでいる。「みんなの年齢が近い分、共通の話題も多く、業務上の質問もしやすい環境です」と門前さん。
「ハキハキしていて元気がある」「ただ作業するだけでなく、何のための作業なのかを聞く姿勢がある」と周りからの評価も上々。「目下の目標は火薬保安責任者の資格取得。あとはICTの知識を深めて、他の人にも教えられる人材になりたい」と意欲を燃やした。
入社6〜8年目、社内では中堅の立場にある常石さん、刈谷さん、溝渕さんたちも門前さんと同じ土木部に所属している。昔は無かった3D測量などのICT導入は彼らの世代からスタートし、ドローンを使った測量をはじめ、バックホーに掘削の3D設計データを入れたり、VRを使ったシミュレーションにより、図面と現場での差異が設計段階で把握できるようになるなど、デジタルによる効率化が進んだ。「ITの導入によって、課題が明確になり効率的に現場の工程が進むようになりました」と口を揃える3人。「10年を迎える頃には土木施工管理技士1級の実地合格を目指し、現場を任されるようになりたい」と常石さん。「火薬保安責任者の資格を取りいざというときのために備えたい」と刈谷さん。そして「目指すのは土木施工管理技士1級の学科試験、一発合格です!」と溝渕さん。それぞれが日々の仕事に向き合いながら、自身の目標に向かってモチベーションを上げていた。