高知さんさんテレビ 株式会社
入口では大きな「めざましくん」がお出迎え。
徹底的に高知に向き合い、「さんさん」と照らす
高知の未来と放送のこれからに挑戦し続ける放送局
「高知をもっと元気にしたい!」をキャッチコピーに、平成9年4月に開局した高知さんさんテレビ。フジテレビ系列のローカル局で、全国的にも比較的コンパクトでアットホームな放送局。社員一丸となって「放送を通した地域貢献」の理念を掲げ、業務に励む。
高知さんさんテレビでは、高知県内外のニュースを伝えるほか、イベント開催など新しい取り組みも続けている。お茶の間からは身近な存在でもあるテレビだが、取り巻く状況は変化し続けている。そんな中でも高知さんさんテレビが輝くのは、少数精鋭によるフットワークの軽さではないだろうか。部署や役職を超えて業務を兼任でき、やりがいだけではなく自己研鑽を積むことができる。例えば、アナウンサーが記者として取材から企画構成、原稿作成をこなすこともある。
充実の支援があるのもポイントだ。女性局員も多く、産後ほぼ全員が復職、時間単位年休や時短勤務、時差出勤などを活用して、子育てしながらキャリアを重ねていくことができる。もちろん、男性の育休取得も多いのだとか。
テレビ局の業務は多岐にわたる。県内のニュースや情報を伝え、アナウンサーがいると思えば、電波管理や設備保守に関わる技術担当もいる。CM枠を販売する営業や、番組の編成や視聴率分析を行う部署、主催事業のイベント運営や番組制作を行う部署、会社の人事経理・労務を行う部署など、さまざま。
2024年6月就任の新社長と入社1年目の新人アナウンサーの思いや意気込みを伺った。
鳥居氏は、40年間勤めた新聞社を離れ、昨年夏に高知へ。さんさんテレビでの最初の大きな仕事は、下の写真に登場している新人アナウンサー兼記者の最終面接。彼らのひとつ先輩であると同時に、生みの親でもあるそう。
会社経営は「か・け・ふ」と言われる。新聞社時代、記者としては「使う」ばかりだったそうだが、子会社に出向して「(か)稼ぐ」、本社役員として「(け)削る」、そして監査役として「(ふ)防ぐ」を学んできた。テレビのローカル局の状況はどこも厳しい。しかし、地銀と同じく、地元になくてはならない存在、地域経済の血液であると意気込む。
どうすれば、高知県民に愛され、必要とされるテレビ局であり続けることができるのか?
デジタルの知見も加えた「か・け・ふ・で」を武器に、社員とひとつになってこの難局を乗り切っていきたいと語った。
報道部
川村 和久(入社1年目)
新聞部に所属していた高校時代、取材先で見たアナウンサーの掘り下げ力と声で伝える力に感動し、志しました。報道は時に過酷な環境へ行くこともあります。テレビの向こう側へ「知らないことを伝える」ために行動し続けます!
報道部
三木 優花(入社1年目)
初めてのロケはYouTubeにもアップされ、家族や友人から「見たよ」と声をかけてもらいました。リポートはまだまだなので、先輩からの優しく的確なフィードバックを受けて勉強中です。愉快な同期と共に、高知県内の情報を伝えていきます!
報道部
鍛治屋 明香(入社1年目)
今は毎日取材で駆け回っています。原稿を書いて、カメラを回して、編集をして・・・様々な仕事を担当し、鍛えられています。原稿読みもリポートもあらゆる面で平均以上になり、実況や報道で心を震わせるようなアナウンサーになります!