お客様の意向を聴きながら自分の描いたものがカタチになる仕事!
井口直人さん(30)
昭和43年の創業以来、「鍬だてる農業から企てる農業へ」をモットーに全国的にも珍しい施設園芸ハウス・温室の専業メーカーとして、高知県の基幹産業である施設園芸の発展を支え続けてきた「日之出産業株式会社」。時代の流れとともに、常に新しい発想と行動力で農業の発展に貢献している。
第1次産業の就業者比率が全国2位と高い割合を占める高知県。中でも「農業」は私たちの暮らしにとても身近な存在である。そんな現代の農業に欠かせないのがビニールハウス。「 日之出産業株式会社 」では 、このビニールハウスをはじめ施設園芸を中心に農業・畜産・水産等、幅広く関連資材や製品を農家さんにお届けしている。
かつては障子や木骨を使用したハウスが主流で、毎年台風被害に悩まされていた高知県。元々県内の鉄商社にいた初代社長が、鉄を使った農業用ハウスを考案したことをきっかけに、現在の基盤を築き上げた。以来、同社は農業界において必要不可欠な存在として成長し、今では、温室・ビニールハウス・プラスチックハウスなど、設計・製造・販売・施工を一貫して請負う製造業でありながら、農業資材の商社として農業のさらなる発展に取り組んでいる。「ハウスの設計や施工を通して、その中で育つ農作物を愛しているんです。」そう話してくれた田島社長を筆頭に、高知の農業や食に携わる一員として社員みんなが地域貢献に尽力している。
入社4年目の長崎さんは、将来は地元高知で食に関する仕事に就きたいという思いがあり農業高校へ進学。卒業後は県外の農業大学で農業を学び、就活中に同社の存在を知り入社を決意。入社1年目はとにかく基礎を勉強し、翌年には自身が主体となる現場を任されるようになった。現在は、営業課に所属していて、ビニールハウスの設備の打ち合わせから、資材の配達、図面の打ち合わせに工事の段取りまで、ビニールハウスに携わる全てを統括している。
基本となる製品はあるものの、イレギュラーな地形の多い高知において、一件ずつ仕様や設備、段取りが異なってくる。「農家さんの希望にどれだけ応えられるかを念頭に置き、協力業者さんと一緒になって良いものを造りたいと心がけています。」と長崎さん。今後は、さらに知識を広げ、多様なニーズに対応できる営業マンを目指している。
そんな長崎さん達若手社員を見守っているのが営業課長の長尾さん。まだ高知に水耕栽培が取り入れ始められた頃や、同社が高知県農業技術センターなどの公共工事に関わるようになった当時を知る1人でもある。
今は現場を担当しながら、これまでの営業経験を活かした人材育成にも力を入れている。どうすれば農家さんが喜んでくれるのか、どう言えばみんなのモチベーションが上がるのかを考えながら現場での指導にあたり、問題解決などの相談役になることも多い。営業は農家さん、協力業者の方、作業員さんと多方面に関わりを持つ仕事。
お客さんとの信頼関係の構築を大切にしながら、厳しさよりも包み込む寛容さを軸に最善のものをみんなで造り上げられるよう導くのが長尾さんのスタイルだ。「生まれ育った地域に寄り添いながら、自分のやりがいを見出してもらいたい。」と微笑んだ。
社名 | 日之出産業 株式会社 |
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所在地 | 高知県南国市国分1309 |
電話 | 088-862-3388 |
代表 | 田島肇 |
資本金 | 5000万円 |
設立 | 1968年2月 |
社員数 | 32名(男性:28名 女性:4名) |
業務内容 | 施設園芸ハウス・温室専業製造 |
ウェブサイト | http://hinode-sangyo.com/company/ |
基本給 | 大卒:18万4000円 高専・専門・短大卒:17万4600円 |
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休日休暇 | 年間120日、年末年始、有給休暇、慶弔特別休暇他 |
福利厚生 | 各種社会保険、昇給年1回、賞与年2回、企業年金基金加入、退職金制度・財形貯蓄制度・慶弔見舞金制度・褒章制度・社員互助会・定期健康診断・団体生命保険・制服貸与など |
採用担当者連絡先 | 088-862-3388(代表取締役/田島 肇) |