有限会社 ブルークロス

ブルークロス調剤薬局グループは
高知家のかかりつけ薬局を目指しています
モノからヒトへ変わる時代。人を育てる調剤薬局は地域医療を次のステージへ

高齢化が進む高知県において、調剤薬局として地域医療の新しいビジョンを描く「ブルークロス」。サービスがモノからヒトへ移り変わっていくこれからの時代、ブルークロスでは薬の処方だけでなく、地域の「かかりつけ薬局」となり、地域の人々の生活に寄り添った包括的なケアを可能にしていけるよう、教えられる立場で1年、教える立場で1年という独自のマンツーマン教育制度や、1万件近い処方解析の実施など、社員の「専門性」と「人間性」を育てる教育システムを取り入れることで、これからの時代を担う一流の人材育成に力を入れている。

また、今後ますます多様化する地域医療においては、決して医療のスキルだけが重要とは限らない。そのため、初めは医療の資格や知識がなかったとしても、将来的には事務職などからも自分のスキルを徐々に地域医療に活かしていけるような、未来のロールモデル育成にも会社を上げて取り組んでいる。
調剤薬局事務 松本 晏奈
入社1年目(22歳)。高知県立大学健康栄養学部を卒業後、ブルークロスえだがわ薬局で調剤薬局事務を担当。入社1年目ながらも事務の仕事と並行し、管理栄養士の資格を活かした薬局の新たな可能性にチャレンジしている。
地域の相談窓口で自分なりの地域貢献を
調剤薬局事務の主な業務は受付で患者さんの処方箋を受け取り、円滑に正確に調剤へ繋げることです。一方で、患者や地域の方がご相談に立ち寄られた時に、お話を伺うことも仕事のひとつ。実際に患者さんのお話を聞いて、地域に対する医療・福祉面でのケアの重要性をあらためて感じます。ブルークロスには、専門的な医療の勉強をしていなくても地域の方々をサポートしていきたいという気持ちで入社したスタッフが沢山います。私も医療事務はまだまだ勉強中ですが、大学時代に取得した管理栄養士の資格を活かし、地域に貢献していきたいと思っています。
食のアドバイスを発信する管理栄養士のいる薬局
実は、現在勤務しているえだがわ薬局には、私と同じく管理栄養士の資格を持つ先輩がいます。事務の仕事では頼りになる先輩で、管理栄養士としての活動でも「地域に“食のアドバイス”を発信できないか?」と、普段から協力してアイデアを出し合っています。そんな私たちの活動を、会社も後押ししてくれていて、最近ではサニーアクシスいの店で開催された、自治体主催の健康イベントに参加させていただき、測定結果に対するお食事のレシピを配らせていただきました。自分の目標が一つカタチになったことで、モチベーションがさらに大きくなりました。
薬剤師 田中 綾音
入社1年目(24歳)千葉出身。インターンシップで薬剤師と地域医療の在り方にビジョンを感じ、高知県へのIターン就職を決意。患者さんに頼られるかかりつけ薬剤師を目指して、交流と経験を重ねている。
Iターン就職を決めたインターンシップでの風景
薬剤師の主な就職先は、病院、製薬企業、薬局やドラッグストアと様々ですが、薬剤師に求められる薬の知識以外のスキルは、就職先ごとに大きく異なります。ブルークロスのインターンシップでは、その「違い」を知ることができ、自分の目指す薬剤師のスタイルを考える良い機会になりました。その後も、いくつかの企業を見て回りましたが、スタッフの方々が、一番情熱をもって働かれていたのがブルークロスで、「この環境で働いたらどう成長できるだろう?」そんな期待がどんどん膨らみ、千葉県から高知県へIターン就職を決意しました。
人と声を交わし人に頼られる薬剤師へ
患者さんと薬剤師が直接話をすることが多い薬局。そのため、調剤薬局では患者さんの症状や生活環境を正確に把握する必要があります。ブルークロスでは教育システムの第一歩として処方箋に記載されているお薬を正しくお渡しするだけではなく、処方箋から見えないものが見える練習をしています。先輩たちが現場で発揮する「想像力」と「スピード」にはいつも驚かされます。薬局は患者さんの顔が見える場所です。だからこそ、患者さんと向き合い、声を交わす。そんな経験を重ね、患者さんが気兼ねなく相談できる薬剤師を目指していきたいと思っています。